名古屋市生徒会サミット
2015年1月18日(日)に、名古屋市立笹島中学校にて、私が代表理事を務めるNPO教育支援協会東海が主催、名古屋市教育員会の共催で、第2回名古屋市生徒会サミットを開催しました。
これは、SEND to 2050 PROJECT の一環として、東北の被災地を皮切りに行っているプロジェクトです。中高生の生徒会役員が集まり、活発な「熟議」を行い、子どもたちが地域に貢献するためのアクションプランをつくり上げ、そして地域の大人たちも支援して子どもたちのアクションプランを実行に移すというものです。
今回の名古屋市生徒会サミットには市内17の中学校から70名(中学1年・2年生)が集まってくれ、午前10時から午後4時30分まで、①環境・②防災・③いじめ問題の3つのグループ(12チーム)に分かれて熱のこもった熟議を行い、それぞれがアクションプランをまとめ上げ発表してくれました。
初めて出会う他校の中学生と同じ課題について真剣に熟議を行う経験は、参加した中学生にとっても非常に新鮮で有意義なものだったようです。今回出来上がったアクションプランを各中学校に持ち帰り、行動に移す準備をしてくれることでしょう。
我々地域の大人たちも、学校の先生方も協力して、是非子どもたちのアクションプランを実行できるよう支援していきたいと思います。
こうした活動を通して、地域の子どもたちが地域のことを考え、地域のために行動し、地域を愛し、地域を誇れる大人(=次世代の地域リーダー)なっていってくれればと願います。
SEND to 2050 PROJECTは、2020年東京オリンピックの年に、東京で「世界サミット」を開催すべく動いています。
2020年に世界各国から中高生が集って熟議を行い、新たな世界を築くきっかけをつくりたいと思っています。
そして2020年に是非名古屋からも代表の生徒会役員が世界サミットに参加してくれるよう、今後も毎年名古屋市生徒会サミットを開催していきます。
※今回の名古屋市生徒会サミットの詳細はPDFをご覧ください。
投稿日:2015/01/30