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食用油の使い方に注意

前回は「牛乳」について書きましたが、今回は「油」について書きたいと思います。

大人も子どもも、家庭内の食事でも外食でも、日常的に何気なく「油」を摂取しています。

ときどき摂取するならともかく、何気なく毎日しかも長期に渡って摂取したがために健康を害す恐れのある食材については、注意する必要があります。


成人病を始め、心臓疾患や、脳血管障害、癌等のリスクをなるべく下げる=「身体に良い油」と、逆にさまざまな疾患の要因となりうる「身体に悪い油」は、おおまかに分ければ次のようになります。


身体に良い油

オリーブ油 / 菜種油 / ごま油 / 亜麻仁(アマニ)油 / えごま油(しそ油)/ 魚油


身体に悪い油(なるべく摂取を控えたほうがよい油)

紅花油 / ヒマワリ油 / コーン油 / エコナ / マーガリン

これまでは心臓の冠動脈疾患や脳血管障害を予防するために、コレステロールを下げるという考えが支配的でした。

そのため、雑誌やテレビなどのマスメディアを通して、「リノール酸(オメガ-6脂肪酸)」や「マーガリン」が大々的に宣伝され、人々はそれらの宣伝に踊らされてきました。

一般大衆は、不幸にも、CMによって「リノール酸」「マーガリン」は、「低カロリーでヘルシー」だと洗脳されてきたのです。

ところが、近年、これらの油脂は、心臓の冠動脈疾患や脳血管障害に対する予防効果を十分に発揮しないどころか、かえって乳癌や大腸癌のリスクを高めるということが判明したのです。

どうして真逆の結果になったかと言えば、以前は「食用油に含まれる脂肪酸の比率の違いが健康状態にどのように影響するか」と言う認識が不足していたからです。


食用油は脂肪酸の混合物です。その中に「必須脂肪酸」という生命維持に不可欠の脂肪酸があります。 

どの食用油にも「オメガ-6脂肪酸(リノール酸)」「オメガ-3脂肪酸(アルファ・リノレン酸 / DHA / EPA)」などが含まれていますが、それぞれ含有量が違います。

現在、アメリカでも日本でも、食用油からとる「オメガ-6脂肪酸」と「オメガ-脂肪酸」の比率を「41まで」とすることが勧められていますが、現状欧米ではこの比率が「20:1」と、「オメガ-6脂肪酸」の割合がきわめて高く、日本でも同様の傾向にあります。

この比率が61以上では、炎症、アレルギー、動脈硬化、癌になり易い」と考えられています。

食用油で「オメガ-6脂肪酸」が多すぎるものの代表例は「紅花油で比率は60:1」、「ひまわり油では50:1」、「コーン油では50:1」などで、これらの食用油は健康には良くありません。


更に、試験管内実験や動物実験によって、「オメガ-6脂肪酸は乳腺細胞の増殖を刺激する」ことが証明されています。

動物に癌をつくる実験では、発癌物質とともに紅花油やコーン油などを用いることが今や常識となっています。 


「オメガ-6脂肪酸」の比率が高い食用油が健康を害する要因になることがわかった以上、なるべく「紅花油」「ひまわり油」「コーン油」の摂取を控えることをお勧めしますが、外食では否応なしに「オメガ-6脂肪酸」の比率が高い食用油を摂取することになります。

そこで、外食対策としては、次のコメントが救いとなります。:

『オメガ-3脂肪酸を多くとれば、オメガ-6脂肪酸を追い出して、オメガ-6脂肪酸による弊害が劇的に減少する。』



では、次に冒頭「良い油」として紹介した食用油についてご紹介します。


●亜麻仁油(アマニ油)・えごま油(しそ油)・魚油

:アマニ油では「オメガ-6脂肪酸」と「オメガ-3脂肪酸」の比率が「1:3」で、魚油では「2:3」であり、「オメガ-3脂肪酸」が優位です。

カナダのトロント大学では、癌の手術前にこれらの食用油を併用すると、腫瘍が縮小することを報告しています。

ただし、アマニ油・えごま油(しそ油)・魚油は「アルファ・リノレン酸」を最も多く含み、化学構造上、酸素、光、熱に対して不安定です。

ですから摂取する際には加熱せず、サラダに直接かけたり、ヨーグルトや野菜ジュースなどに混ぜて摂るのが良いでしょう。


●オリーブ油

:オリーブ油には「一価不飽和脂肪酸」「オメガ-9脂肪酸」が多く含まれており、これらが「オメガ-6脂肪酸」を細胞膜から追い出す働きをし、結果として「オメガ-6脂肪酸」の弊害が軽減されると言われています。

また、オリーブオイルやごま油は、加熱しても酸化いにくいという特徴もあり、調理での制限がなく摂取しやすい食用油です。地中海沿岸では、美容と健康のためオリーブ油を飲む習慣もあります。


さて、最後に「悪い油」の代表例を紹介します。


▲マーガリン

:一般的に、動物性のバターに比べ、マーガリンは植物由来でヘルシーと思われている人が多いと思いますが、マーガリンは「オメガ-6脂肪酸」が多いだけでなく、「トランス脂肪酸」という有害物質が多く含まれているケースが多く、ヨーロッパ諸国やアメリカでは禁止、あるいは制限されています。

「トランス脂肪酸」は、酸化を防ぐために水素を結合させた不自然な結合構造を持つ脂肪酸で、別名「狂った油」とか「食べるプラスチック」と呼ばれています。

マーガリン・ショートニング・クッキー・油で揚げたスナック菓子(代表:ポテトチップス)に多く使われています。残念ながら大人も子どもも大好きなスナック菓子には多く使用されているのが実態です。

アメリカでは、「トランス脂肪酸の危険度」が注目を浴び、トランス脂肪酸禁止の動きの中で、マクドナルドも裁判で負け、2003年以降、使用する油の変更を余儀なくされました。

 

エコナ

トランス脂肪酸は、通常日本の市販の食用油には0.4~2.3%程度含まれていますが、「健康エコナ」には5.2%も含まれていました。(2003.6.16 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会会議議事録より)

実は「不健康エコナ」だったのです。

エコナにトランス脂肪酸の含有量が多かったことについては、当時マスコミでも随分とり上げられました。メーカーはこれを恐れるほどの量ではないと主張していますが、食事で摂った脂肪酸は脂肪組織内に蓄積されることを忘れてはなりません。



以上、本日は「油」について書きました。牛乳も油もほぼ毎日摂取する可能性のあるものです。

大人にとっても子どもにとっても、なるべく健康を害する危険性の低いものを選ぶのが賢明かと思います。


投稿日:2011年10月25日