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外国人講師に習えば「正しい発音が身につく」?

前回は、「生きた英語」について書かせていただきましたが、今日は『外国人講師に習えば「正しい発音が身につく」か?』について書きたいと思います。


保護者の皆さんからも、「正しい発音」に対する期待度は高いと思います。

私たちは、英語について「正しい発音」という言葉は使いません。

あえて言えば「英語らしい発音」という表現を使っています。


そもそも日本に英語が入ってきたのは、明治維新後です。当時は「英語:British English」が主流でしたので、古くから使われているカタカナ英語は、「stop:ストップ」「watch:ウォッチ」「hot:ホット」など「オ」の発音で表記しています。「米語:American English」であれば、おそらく「スタップ・ウァッチ・ハット」のように表記していたことでしょう。

次に第2次世界大戦後、事実上アメリカの傘下に入り、アメリカの庇護(固定相場制)のもと、高度経済成長を遂げていく過程で、学校英語では「米語:American English」が主流になり、現在にいたります。


結論から言いますと、現在の世界の潮流は「世界英語:World English」であり、私たちオーシャンはこの立場をとっています。

日本語は日本という国だけで使われる単一言語ですが、英語は広範囲(73か国)で使われている言語です。


「世界英語:World English」とは、イギリスの英語も、アメリカの英語も、カナダの英語も、オーストラリアの英語も、ニュージーランドの英語も、それぞれ発音・アクセント・語いなどの違いがあっても、「英語」であり、優劣をつけるものではないという考え方です。つまり英語の世界では、「正しい発音」という表現は適切ではありません。


オーシャンには、アメリカ人・カナダ人・オーストラリア人・ニュージーランド人・イギリス人の講師がいます。勿論、彼らは各国の「標準英語」を話します。

日本でも、各地に各方言があり、あまりに方言の違いがあれば、時に日本人同士でもコミュニケーションが成立しないことがあります。

ですから、私たちが採用する外国人講師には、各国の「標準英語」が話せることを条件にしています。


今でも、「オーストラリア人」と聞くだけで、「オーストラリアはなまりがきついので、todayを「トゥダイ」って発音するんでしょ?」と心配される保護者がおられますが、そんなことはありません。

失礼ですが、そろそろこうした時代錯誤の発想はお捨てになられた方がよいかと思います。


私たちは、オーシャンに通う子供たちにいろいろな国の人(外国人講師)と触れてほしいと思っています。そして、英語にもいろいろあるんだなと実感してほしいのです。さらに生身の外国人講師と触れる中で、その人の国(外国)に興味、関心が芽生えてくれたらなあと思っています。

どの英語の発音を目指すかは、将来大きくなり、必要性を感じたときに、子ども自身が決めることです。


私たち大人でも、好きな(目指す・馴染む)英語について以下のようなことがあります。

・ビートルズが好きだったので、イギリス英語にあこがれた。

・アメリカ洋画が大好きだったので、アメリカ英語にあこがれた。

・将来、オーストラリアに行きたいので、オージー英語にも馴染んでおきたい。

などなど。


もう一つ、英語の「発音」について触れておきたいことがあります。

前述のように、私たちは、「世界英語:World English」の立場をとり、子どもたちにはいろいろな国の「標準英語に」親しんでほしいと思っていますが、実は、日本人にとって各国のなまりをマスターすることはそうそう容易なことではないのです。オーストラリア人講師から習ったお子さんが明らかにオーストラリアなまりの英語を話せたとすれば、その子はかなりのコピー能力を有していると言えます。


ご存知のように、英語には日本語にない音がかなりたくさんあります。

幼児・小学生の多くは、大人に比べればはるかに「聞き分け能力」があります。

「聞き分け能力」においては子どもたちの間でそれ程大きな「個人差」は生まれませんが、「発音」にはかなりの「個人差」が生まれます。


幼少期に外国人講師から英語を習えば、確かに「英語らしい発音」は身につきやすいと思います。

実際、私たちもビックリするような「英語らしい発音」をする生徒がいます。

しかし、保護者の皆さんにご理解いただきたいのは、「発音には個人差がある」という点です。

多少「英語らしい発音」が苦手でも、責めてはいけません。

英語がわかる点、発話できる点をよくほめて、子どもたちが積極的に発話するよう導くことが大切です。


シンガポール人の英語もインド人の英語もそれぞれに独特です。しかし、彼らの英語は世界で認知されています。

一足飛びに「アメリカ英語を目指す」のではなく、まず日本人も「独特の発音だけど英語が話せる」と世界に認知される(:「ジャパリッシュ」と呼ばれるようになる)のが先決です。


ちなみに、専門家は、「発音=運動能力」と位置づけています。

日本語には存在しない英語の音を出すためには、「口の形」「舌の動き」「破裂のさせ方」「息の抜き方」など、筋肉と連動する総合的な「口の運動能力」を必要とします。


運動(体育)でも、「走るのが速い子・遅い子」「鉄棒の上手な子・下手な子」といった「個人差」があるように、英語の発音についても「個人差」があります。

私たちもレッスン内で随所に発音矯正を行いますが、子どもの場合、あまりに発音矯正を行うと、英語そのものが嫌になってしまう恐れがあるので、この部分には細心の注意を払っています。

ただし、私たちは今後も継続して、オーシャンの生徒の「発音能力の向上に」努めていきたいと思っています。


お子さんが「英語らしく発音」できたら、是非ご家庭でもほめちぎってやってください。宜しくお願いします。


続きは次回にて。

投稿日:2011年04月30日